2010年01月17日
アルトトロンボーン借用中
昨年12月にアンサンブルコンテスト県大会で県代表に選ばれたため、ハイトーンの打率とタンギングの切れのよさ、高音域におけるコントロールのしやすさを求め思い切って母校の管弦楽団よりアルトトロンボーンを借用しました。快く貸していただいた現役の皆様本当にありがとうございました。
アルトトロンボーンは通常のテナートロンボーンより短い管と小さなベルを持ち、その名の通りアルトの音域をカバーできる楽器です(一応解説)。ベートーヴェン、シューマン、ブラームスなどのトロンボーンのパートをアルト、テナー、バスの音域、音色を明確に意識して作曲されている作品には欠かせない楽器です。
実は母校の楽器は私が4年の時に当時の指揮者の先生に購入していただいたものです。その時の演奏会のメインプログラムにシューマンの交響曲第3番「ライン」が選曲されました。この曲はその音域の高さと表現の難しさゆえにオケを少しでもかじったことのあるトロンボーン吹きの中では知らない人はいないと思われる曲です。4年なので年功序列でアルトのパートを吹くことになり、その曲で要求される最高音が全く出ずに苦戦どころかもはや白旗状態だったとき、先生から
「アルト使えば出るようになる?」
と聞かれ、
「確率は上がると思いますが確実とは言えないです。」
というような返事を返したことがありました。それっきりそのことは忘れていたのですが、演奏会の2ヶ月ほど前に先生が突然
「頑張って練習してね。」
というようなニュアンスの言葉を残してアルトトロンボーンを持ってこられました。あまりの嬉しさと責任重大さに頭が真っ白になりどんなやりとりをしたのか正直覚えていません。まあ楽器が変わってすぐに高い音が出るようになったら苦労もしないわけで、合奏で音を外すたびにたびに先生から呆れられながらもなんとか出る確率は増え、本番を迎えました。
最高音が要求されるコラールは2回出てくるのですが、1回目(1stホルンとユニゾン)は見事に撃沈orz。ホルンの先輩が当ててくれなければ無音状態になるところでした。2回目(1stヴァイオリンとユニゾン)は奇跡的に成功し、後で先生からもおほめの言葉をいただきました。
今ラインを家で吹いてみると何の苦もなく吹くことができます。合奏のプレッシャーがないこと、後輩たちが何度も吹いたおかげで音抜けが明らかに良くなったことを差し引いても当時の自分が腹立たしいほどに吹けてしまいます。悔しいなあ……。
久々のアルトの感触で学生時代の記憶が鮮明に蘇ってしまったのでついつい駄文を書き連ねてしまいました。
アルトトロンボーンは通常のテナートロンボーンより短い管と小さなベルを持ち、その名の通りアルトの音域をカバーできる楽器です(一応解説)。ベートーヴェン、シューマン、ブラームスなどのトロンボーンのパートをアルト、テナー、バスの音域、音色を明確に意識して作曲されている作品には欠かせない楽器です。
実は母校の楽器は私が4年の時に当時の指揮者の先生に購入していただいたものです。その時の演奏会のメインプログラムにシューマンの交響曲第3番「ライン」が選曲されました。この曲はその音域の高さと表現の難しさゆえにオケを少しでもかじったことのあるトロンボーン吹きの中では知らない人はいないと思われる曲です。4年なので年功序列でアルトのパートを吹くことになり、その曲で要求される最高音が全く出ずに苦戦どころかもはや白旗状態だったとき、先生から
「アルト使えば出るようになる?」
と聞かれ、
「確率は上がると思いますが確実とは言えないです。」
というような返事を返したことがありました。それっきりそのことは忘れていたのですが、演奏会の2ヶ月ほど前に先生が突然
「頑張って練習してね。」
というようなニュアンスの言葉を残してアルトトロンボーンを持ってこられました。あまりの嬉しさと責任重大さに頭が真っ白になりどんなやりとりをしたのか正直覚えていません。まあ楽器が変わってすぐに高い音が出るようになったら苦労もしないわけで、合奏で音を外すたびにたびに先生から呆れられながらもなんとか出る確率は増え、本番を迎えました。
最高音が要求されるコラールは2回出てくるのですが、1回目(1stホルンとユニゾン)は見事に撃沈orz。ホルンの先輩が当ててくれなければ無音状態になるところでした。2回目(1stヴァイオリンとユニゾン)は奇跡的に成功し、後で先生からもおほめの言葉をいただきました。
今ラインを家で吹いてみると何の苦もなく吹くことができます。合奏のプレッシャーがないこと、後輩たちが何度も吹いたおかげで音抜けが明らかに良くなったことを差し引いても当時の自分が腹立たしいほどに吹けてしまいます。悔しいなあ……。
久々のアルトの感触で学生時代の記憶が鮮明に蘇ってしまったのでついつい駄文を書き連ねてしまいました。
Posted by ぼんとろ愛好家 at 02:12│Comments(5)
│トロンボーン
この記事へのコメント
ふとしたきっかけで シーンを思い出すって ありますね〜
目に浮かぶようです
頑張って下さいね〜
いつか ぽんとろさん見に行きたいです




目に浮かぶようです

頑張って下さいね〜
いつか ぽんとろさん見に行きたいです





Posted by うさたろう at 2010年01月17日 07:59
ほんなこて!
いつか 見に行こう!!!っと。
いつか 見に行こう!!!っと。
Posted by あんぼじゅーる at 2010年01月17日 08:44
その一部始終を(本番のみ)横で見たような気が・・・・します。
ラインは、昨年2回目にしてやり遂げたと思えるような演奏が出来ました。
ちなみに、川下氏もアルト使用でずいぶん苦労していましたが、本番はぴっちり当てて、さすがでした。
横で思わずブラボー叫ぼうかとおもいましたもん。
しかし、簡単に当たるようになったとは、石川氏も正常進化しているんだね。さすがです。
私は、20年ぶりのローエングリンの第3幕前奏曲に四苦八苦しています。楽しいんですが。
ラインは、昨年2回目にしてやり遂げたと思えるような演奏が出来ました。
ちなみに、川下氏もアルト使用でずいぶん苦労していましたが、本番はぴっちり当てて、さすがでした。
横で思わずブラボー叫ぼうかとおもいましたもん。
しかし、簡単に当たるようになったとは、石川氏も正常進化しているんだね。さすがです。
私は、20年ぶりのローエングリンの第3幕前奏曲に四苦八苦しています。楽しいんですが。
Posted by えぞぼん at 2010年01月17日 09:54
>うさたろう様
ほぼ10年ぶりの楽器との再会だったため余計に思い出がよみがえったようです。
見に行きたいと言っていただいて非常にうれしいです。今回の本番は鹿児島ですが5月の日曜に小城ウインドアンサンブルの演奏会を行う予定です。日程が決まったらブログの記事にしますので予定が合えばぜひお越しください。
>あんぼじゅーる様
見に行こうと言っていただいて本当にうれしいです。私の出演する演奏会についてはまめにブログの記事にしようと思いますので、予定が合えばぜひお越しください。直近は5月になると思います。
>えぞぼん様
その節はエキストラを引き受けてくださりありがとうございました。演奏会の直前かつかなり強引な依頼をしてしまい本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
本番ばっちりだったとはさすがは川下氏ですね。私も正常進化しているとは思いますが、本番の空気の中で指揮者の高度な要求が重なるといまでもきちんと吹けるかどうかわかりません。精進します。ローエングリン羨ましいです。頑張ってください。
ほぼ10年ぶりの楽器との再会だったため余計に思い出がよみがえったようです。
見に行きたいと言っていただいて非常にうれしいです。今回の本番は鹿児島ですが5月の日曜に小城ウインドアンサンブルの演奏会を行う予定です。日程が決まったらブログの記事にしますので予定が合えばぜひお越しください。
>あんぼじゅーる様
見に行こうと言っていただいて本当にうれしいです。私の出演する演奏会についてはまめにブログの記事にしようと思いますので、予定が合えばぜひお越しください。直近は5月になると思います。
>えぞぼん様
その節はエキストラを引き受けてくださりありがとうございました。演奏会の直前かつかなり強引な依頼をしてしまい本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
本番ばっちりだったとはさすがは川下氏ですね。私も正常進化しているとは思いますが、本番の空気の中で指揮者の高度な要求が重なるといまでもきちんと吹けるかどうかわかりません。精進します。ローエングリン羨ましいです。頑張ってください。
Posted by ぼんとろ愛好家
at 2010年01月20日 21:35

3年ほど前に、40年間中断(触ったことすらない)していたトロンボーンを始めました。現在、オケとビッグバンドで吹いてます。
オケの選曲会議でシューマンの1番か3番を提案したいのですが、ハイトーンにおののいてます。やはりアルトの方が音はあてやすいのでしょうか?
テナーバスよりKINGの細萓の方がハイトーン出やすい感じがするので、
アルトですと猶更でしょうか?
宜しければご意見お聞かせください。
オケの選曲会議でシューマンの1番か3番を提案したいのですが、ハイトーンにおののいてます。やはりアルトの方が音はあてやすいのでしょうか?
テナーバスよりKINGの細萓の方がハイトーン出やすい感じがするので、
アルトですと猶更でしょうか?
宜しければご意見お聞かせください。
Posted by leadingedge1858 at 2019年11月29日 16:14