2012年11月05日

バンベルク交響楽団@;アクロス福岡

多少長くなると思いますがバンベルク交響楽団の演奏会の感想を書いておきたいと思います。

ベト7、ロマンティック共に管はメンバー総入れ替えのアシ無し、弦はベト7が1st6プルト~コントラバス3.5プルト、ロマンティックは1st8プルト~コントラバス4プルトの布陣でした。重厚に響く低弦を基本としたサウンドはこれぞドイツのオーケストラといった感じでした。

ベト7は繰り返しを全部行っていました。楽譜に書いてあるリズムがすべて正確かつ余裕をもって表現されており、ブロムシュテットの解釈もドレスデンシュターツカペレとの録音と比べるとはるかに円熟味を増しており、フィナーレの盛り上がりも節度を失わない中で大いに盛り上げてくれました。

ロマンティックは全楽器がユニゾンの時に全く同じ質感で演奏したときの圧倒的な迫力を目の当たりにしました。ブルックナーはユニゾンが多いのでこれぞブルックナーというような力強さだったように思います。木管のソロ群も非常に素晴らしく、行ったこともないドイツの森や草原にいるような気分でした。ロマンティックという副題がふさわしいスケールの大きな表現でした。

ブロムシュテットの無駄のない指揮ぶりと音楽づくりのもと、演奏家がそれぞれの個性を主張しつつ1つの音楽に奉仕している様は、オーケストラとはかくあるべしという一つの規範を見た思いでした。


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Posted by ぼんとろ愛好家 at 19:45│Comments(0)演奏会感想
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