2008年10月04日
エマニュエル・パユ&オーストラリア室内管弦楽団
10月2日に行われた北九州市立響ホールで行われた、エマニュエル・パユ(ベルリン・フィル首席奏者)&オーストラリア室内管弦楽団の演奏会に家族で行ってまいりました。
息子の下校とともに家を出て、息子のフルートの先生を迎えに行き、総勢4人で一路北九州へ向かいました。到着後開演までしばらく時間があったのでロビーでパンフレットとCDを購入しました。
感想は……、とにかく素晴らしいの一言に尽きました。パユはヴィヴァルディの協奏曲を4曲演奏したのですが、本当に自然に音楽に引き込まれてしまいました。ヴィヴァルディならではのソロとトゥッティの鮮やかな対話による対比(トゥッティのときにオケと完全に一体となっていたのがさらに印象的でした)、表情豊かな楽想の上で繰り広げられる即興的な表現を堪能しました。
オーストラリア室内管弦楽団に関しては、私は全く知らなかったのですが、予想をはるかに上回る素晴らしさでした。イギリスと縁の深いオーストラリアのオケだからでしょうか、以前聴いたことのあるロンドン交響楽団に印象がよく似ていましたが、そこに明るさと豪快さを付加したような印象でした。その雰囲気が協奏曲ではヴィヴァルディの曲想にマッチしており、またパユとの息もぴったりでした。オケのみでも武満徹を一曲、ベルトというエストニア出身の現代作曲家の曲が一曲、そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番を演奏したのですが、いずれも素晴らしい演奏でした。音楽に対する真摯な姿勢にあふれた演奏だったように思います。アンコールにピアソラの「忘却」とウォルトンの弦楽合奏のためのソナタより第4楽章を演奏したのですが、ウォルトンが圧巻でした(ピアソラもムードたっぷりで素晴らしかったです)。弦楽合奏でかっこいいと感じたのは初めてでした。つい金管アンサンブルで演奏してみたいなどと不埒な考えを持ってしまいました。
終演後、パユとオーストラリア室内管弦楽団の芸術監督のリチャード・トネッティのサイン会がパンフレットもしくはCDを購入した人に対して催され、ちゃっかり私も参加し、持参した息子のフルートのケースにサインをいただきました。左側がパユの、右側がトネッティのサインです。

以下おまけです。
本日の我が家のディナーとデザートです。


私の中では最強コンボと化したうさぎ小屋様とあんぼじゅーる様です。今日は特に何があるわけでもなかったのですが、ドライブに出発したときには訪問することは決定済みでしたw いつも美味しくいただいております。ごちそうさまでした。
息子の下校とともに家を出て、息子のフルートの先生を迎えに行き、総勢4人で一路北九州へ向かいました。到着後開演までしばらく時間があったのでロビーでパンフレットとCDを購入しました。
感想は……、とにかく素晴らしいの一言に尽きました。パユはヴィヴァルディの協奏曲を4曲演奏したのですが、本当に自然に音楽に引き込まれてしまいました。ヴィヴァルディならではのソロとトゥッティの鮮やかな対話による対比(トゥッティのときにオケと完全に一体となっていたのがさらに印象的でした)、表情豊かな楽想の上で繰り広げられる即興的な表現を堪能しました。
オーストラリア室内管弦楽団に関しては、私は全く知らなかったのですが、予想をはるかに上回る素晴らしさでした。イギリスと縁の深いオーストラリアのオケだからでしょうか、以前聴いたことのあるロンドン交響楽団に印象がよく似ていましたが、そこに明るさと豪快さを付加したような印象でした。その雰囲気が協奏曲ではヴィヴァルディの曲想にマッチしており、またパユとの息もぴったりでした。オケのみでも武満徹を一曲、ベルトというエストニア出身の現代作曲家の曲が一曲、そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番を演奏したのですが、いずれも素晴らしい演奏でした。音楽に対する真摯な姿勢にあふれた演奏だったように思います。アンコールにピアソラの「忘却」とウォルトンの弦楽合奏のためのソナタより第4楽章を演奏したのですが、ウォルトンが圧巻でした(ピアソラもムードたっぷりで素晴らしかったです)。弦楽合奏でかっこいいと感じたのは初めてでした。つい金管アンサンブルで演奏してみたいなどと不埒な考えを持ってしまいました。
終演後、パユとオーストラリア室内管弦楽団の芸術監督のリチャード・トネッティのサイン会がパンフレットもしくはCDを購入した人に対して催され、ちゃっかり私も参加し、持参した息子のフルートのケースにサインをいただきました。左側がパユの、右側がトネッティのサインです。
以下おまけです。
本日の我が家のディナーとデザートです。
私の中では最強コンボと化したうさぎ小屋様とあんぼじゅーる様です。今日は特に何があるわけでもなかったのですが、ドライブに出発したときには訪問することは決定済みでしたw いつも美味しくいただいております。ごちそうさまでした。
Posted by ぼんとろ愛好家 at 23:51│Comments(3)
│演奏会感想
この記事へのコメント
今日は ありがとうございました。
ブロガーはブロガーを呼ぶが 実証されてます、うさぎ小屋です。
すばらしいコンサートにいかれましたね〜
どしろうとのうさたろうは 詳しくは語れませんが ライヴの持つ力ってありますよね〜
わざわざありがとうございました。
最強コンボに入れていただき 光栄です。(^O^)/
ブロガーはブロガーを呼ぶが 実証されてます、うさぎ小屋です。
すばらしいコンサートにいかれましたね〜
どしろうとのうさたろうは 詳しくは語れませんが ライヴの持つ力ってありますよね〜
わざわざありがとうございました。
最強コンボに入れていただき 光栄です。(^O^)/
Posted by うさたろう at 2008年10月05日 00:47
本日のご来店有難うございました。
車にシーカヤックがない ぼんとろさん御一家 初めて拝見しました。
クラシック音楽の浸れる生活が うらやましいです。
私もきらいではないのですが 最近はとんと暇がなくて。
こおみえても 若いころはクラシックギターを嗜んでいましたので。
車にシーカヤックがない ぼんとろさん御一家 初めて拝見しました。
クラシック音楽の浸れる生活が うらやましいです。
私もきらいではないのですが 最近はとんと暇がなくて。
こおみえても 若いころはクラシックギターを嗜んでいましたので。
Posted by あんぼじゅーる at 2008年10月05日 00:51
>うさたろう様
久しぶりに生演奏の持つ息遣いやエネルギーを感じてきました。お皿を長々とお返しせず申し訳ありません。今回の分についてもなかなかお返しできそうに無く申し訳ありません。伊万里方面に行く際には必ずよらせていただきます。コメントへの返事が遅くなったことも重ねてお詫び申し上げます。
>あんぼじゅーる様
確かに今まではシーカヤックの帰りがほとんどでした。これから寒くなってきますので乗りにいく頻度は減ってくると思いますが、有田方面に行った際には必ずよらせていただきます。あんぼじゅーる様のギター姿、とでもおしゃれで似合っていたことと推察します。コメントの返事が遅くなり大変申し訳ありません。
久しぶりに生演奏の持つ息遣いやエネルギーを感じてきました。お皿を長々とお返しせず申し訳ありません。今回の分についてもなかなかお返しできそうに無く申し訳ありません。伊万里方面に行く際には必ずよらせていただきます。コメントへの返事が遅くなったことも重ねてお詫び申し上げます。
>あんぼじゅーる様
確かに今まではシーカヤックの帰りがほとんどでした。これから寒くなってきますので乗りにいく頻度は減ってくると思いますが、有田方面に行った際には必ずよらせていただきます。あんぼじゅーる様のギター姿、とでもおしゃれで似合っていたことと推察します。コメントの返事が遅くなり大変申し訳ありません。
Posted by ぼんとろ愛好家
at 2008年10月10日 23:21

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